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大規模成長投資補助金 第2次公募について

中堅・中小企業が活用できる、大規模成長投資補助金の2次公募についての情報が出ました。大規模成長投資補助金は地域の雇用を支える中堅・中小企業が、直面する人手不足等の課題に対応しながら成長を実現するための大規模投資に補助する補助金です。地方の中堅・中小企業の省力化・省人化・生産性向上により持続的な賃上げ実現を目指しています。

大規模成長投資補助金の概要

大規模成長投資補助金は中堅・中小企業が賃上げと成長を実現するための大規模投資を補助します。大規模投資への補助のため、投資金額が10億円に満たない場合には補助対象外となる、売上規模の大きい企業に向けた補助金です。大規模成長投資補助金では、生産設備だけでなく工場建設にも活用することができます。補助要件に賃上げ要件があるので、本補助金で設備投資をしたら、都道府県の最低賃金上昇率以上の、賃上げを行う必要があります。

補助額:補助上限額は50億円、補助率は1/3となっています。

補助対象企業:常時使用する従業員数が2,000人以下の中堅企業までが申請できます。そのため、上場企業や上場企業の子会社など、経営規模の大きい会社の申請が多いと予想されます。

補助要件:投資規模が10億円以上であること。補助事業の終了後3年間の対象事業に関わる従業員等1人当たり給与支給総額の年平均上昇率が、事業実施場所の都道府県における直近5年間の最低賃金の年平均上昇率以上であること。

また、審査には書面審査だけでなく経営者によるプレゼンテーション審査もあります。大規模成長投資補助金採択のためにはプレゼンテーションの準備も行わないといけません。

スケジュール

第2次公募は6月下旬に開始する予定です。第1次から推測すると、2026年までは補助事業実施期間となると思われます。

活用イメージ

製造業が新たな工場を建設し生産設備を導入するプロジェクトに大規模成長投資補助金が活用できます。大規模投資だと製造業ばかりだと思われますが、物流会社が新たに、自動化が進んだ物流拠点を設けるプロジェクトにも大規模成長投資補助金が活用できます。

申請方法

jGrantsから申請になります。

第1次公募では、指定されたパワーポイントでの計画書作成が必要でした。計画書作成が社内で難しい場合は、補助金コンサルタントに相談してみるのも良いと思います。

【参考】成功報酬一律550万円の大規模成長投資補助金コンサルタント

参考

大規模成長投資補助金公式ページ