小規模事業者だけが申請できる補助金があります。それが小規模事業者持続化補助金!!店舗の改装、ホームページの作成・改良、チラシ・カタログの作成など、商品・サービスをアピールして売上アップを目指している小規模事業者にぴったりの補助金です。
小規模事業者持続化補助金の目的
小規模事業者って、店舗をこんなふうに改装したい!こんなチラシを作って宣伝したい!などなど事業をより良くするアイデアはたくさんあるのに、リソースが限られて実現できない…そんなことが多々あります。また、小規模事業者は街でみんなに愛されるお店であるなど、地域で重要な役割を担っていたりします。
そうした地域経済の大事な役割を担う小規模事業者の、地道な販路開拓の取り組みや、地道な販路開拓等と同時に進める業務効率化の取り組みを支援するのが小規模事業者持続化補助金です。
小規模事業者持続化補助金はどんな企業が使えるの?
小規模事業者持続化補助金を申請できるのは、経営計画を策定している小規模事業者のみ!小規模事業者かどうかは常時使用する従業員数で判断します。
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) | 常時使用する従業員の数 5人以下 |
サービス業のうち宿泊業・娯楽業 | 常時使用する従業員の数 20人以下 |
製造業その他 | 常時使用する従業員の数 20人以下 |
基本的に、何かを仕入れてそのまま販売したり、その場で提供するサービスは「商業・サービス業」になります。それ以外は、「製造業その他」に当てはまります。製造業というとものづくりないイメージですが、ソフトウェア開発や出版社なども「製造業その他」になります。
小規模事業者持続化補助金はどんなことに使えるの?
小規模事業者持続化補助金の補助対象となるのは、地道な販路開拓等の取組や業務効率化の取組に使う経費になります。業務効率化の取組は地道な販路開拓等の取組と一緒に進めないといけません。
地道な販路開拓等の取り組みでは、例えば
- 新商品を陳列するための棚の購入
- 新たな販促用チラシの作成、送付
- 新たな販促用PR(マスコミ媒体での広告、ウェブサイトでの広告)
- 新たな販促品の調達、配布
- ネット販売システムの構築
- 国内外の展示会、見本市への出展、商談会への参加
- 新商品の開発
- ブランディングの専門家から新商品開発に向けた指導、助言
などが対象になります。
業務効率化の取組ではサービス提供等のプロセス改善とIT利活用に分類され
サービス提供等のプロセス改善は
- 業務改善の専門家からの指導、助言による長時間労働の削減
- 従業員の作業導線の確保や整理スペースの導入のための店舗改装
IT利活用は
- 新たに倉庫管理システムのソフトウェアを購入し、配送業務を効率化する
- 新たに労務管理システムのソフトウェアを購入し、人事・給与管理業務を効率化する
- 新たに POS レジソフトウェアを購入し、売上管理業務を効率化する
- 新たに経理・会計ソフトウェアを購入し、決算業務を効率化する
などの経費が対象になります。
小規模事業者持続化補助金の補助率と補助額は?
補助率は2/3、補助額上限は50万円となっています。
例えば、自社の商品・サービスを広めるため、宣伝広告費に消費税を除いて75万円使った場合、小規模事業者持続化補助金を活用すると50万円補助されます。つまり、25万円の自己負担で広告できちゃうのです!
小規模事業者持続化補助金はどれくらい採択されるの?
2020年の小規模事業者持続化補助金は約10万件の採択を目指しているとされています。
2019年に公募されていた、平成30年度補正小規模事業者持続化補助金では、33,282件の申請に対して、29,945件採択されています。採択率はなんと90%!
しっかりとした経営計画・事業計画を立てれば、ちゃんと採択されます!!
小規模事業者持続化補助金に必要な申請書類って?
小規模事業者持続化補助金を申請するには、経営計画書と補助事業計画書を作成して提出しないといけません。
経営計画書では、自社の強み・弱みや自社を取り巻く環境を把握して、今後企業をどのように経営していくかのプランを策定していきます。
そのプランの中で、補助金を受給する補助事業でどんなことを実現するのかを計画し文書にしていくのが補助事業計画書です。
小規模事業者持続化補助金の申請方法は?
詳細はまだ決まっていませんが、補助金電子申請システム(Jグランツ)を使っての新星になるのではないかと予想されています。
電子申請システムなら、記入漏れもなく安心ですね!
小規模事業者持続化補助金の申請時期は?
具体的な申請時期は決まっていませんが、公募が開始されてから常時小規模事業者等から交付申請を受け付けるそうです。採択結果は年に何回か発表され、3~6ヶ月に1回発表されるとされています。
いつでも申請できるので、しっかり計画を立てて準備が整ってから申請できますね!
小規模事業者持続化補助金の申請に大事なことは?
まずは、しっかりとした経営計画・補助事業計画を立てることが大事です。
経営計画があり、その経営計画を実現するための補助事業計画があれば、小規模事業者持続化補助金はちゃんと採択されるでしょう。
経営計画・補助事業計画を作るのって難しそう?ネコデモで経営をかわいく学ぶことで計画を自分で作成できるかも?!
それでも難しそうだったら、中小企業経営の身近なアドバイザー中小企業診断士に相談して、一緒に計画を作っていくのも良い方法です!